Program
ナディア・ブグレ『バーニング・ガールズ』
旧態依然な男社会なんてクソくらえ! 西アフリカの燃える女子が、パン生地と抵抗のダンスを引っ提げて池袋に襲来🔥
ナディア・ブグレはコートジボワール出身の振付家。社会と身体・ジェンダーの境界を問い直す挑戦的な作品を創作してきた。
ナディア自身の故郷であり、「象牙の奇跡」とも呼ばれる高度経済成長を遂げた都市アビジャンは、アフリカの有数の経済都市である。その都市が抱える貧困地域アボボで生活するアヤとクリステルによる、様々に形を変えるパン生地を用いたパフォーマンス作品。彼女たちの実生活を元に、今なお地域に、そして世界中に存在する男性中心主義や女性の身体に課せられた規範をはじめとする社会の抑圧に対し、力強くそして明るく、燃えるように毅然と抵抗する。
アボボでいまを生きるバーニング・ガールズが、ギャング文化や男性的肉体の誇示と固く結びついてきたダンスを、オブジェクトと彼女たち自身の身体をもって清々しくキメる。その姿を、日本で抵抗を胸に日々を生きるガールズへ贈る。
昨年に引き続き、「秋の隕石」が紹介するオブジェクトシアターの1つ。
日程(会期)
2026年10月23日(金)〜10月25日(日)
日時・開演時間・補足
10月23日(金)19:00
10月24日(土)15:00★
10月25日(日)12:00◎
◎=見えない・見えにくい方のための「音声ガイド・タッチツアー」を実施いたします。(要予約)
★=終演後に約30分間のポスト・パフォーマンス・トークを予定しています。
▼ポスト・パフォーマンス・トーク
10月24日(土)15:00の回 公演終了後、ナディア・ブグレ、アヌラ・アヤ・ラリサ・ラバレ、クリステル・エウエ、山口遥子によるポスト・パフォーマンス・トークを行います。該当回の公演チケットをお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
日時:10月24日(土)15:00の回 公演終了後
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
使用言語:フランス語、日本語(逐次通訳あり)
所要時間:約30分間
登壇者:ナディア・ブグレ、アヌラ・アヤ・ラリサ・ラバレ、クリステル・エウエ、山口遥子(舞台芸術祭「秋の隕石2026東京」オブジェクトシアター キュレーター)
会場
東京芸術劇場 シアターイースト
開場時間等に関する補足 : 開場は開演の15分前、受付開始は開演の60分前
上演時間 : 55分
上演言語 : ノンバーバル(一部フランス語)
字幕言語 : 日本語・英語舞台上字幕
チケット情報
チケット詳細情報を見る
販売期間
芸劇メンバーズWEB先着先行:2026年8月1日(土) 10:00~ 8月7日(金) 23:59
一般発売:2026年8月8日(土) 10:00~
プレイガイド
【東京芸術劇場ボックスオフィス】
窓口
・休館日を除く10:00~19:00
電話
0570-010-296
・休館日を除く10:00~19:00
・国際電話および一部のIP電話・及びプリペイド式の携帯電話などからはご利用いただけません。
WEB
https://www.geigeki.jp/t/
・24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
【チケットぴあ】
WEB(https://w.pia.jp/t/geigeki/)
セブン-イレブン店舗
Pコード:543-516
【イープラス】
WEB(https://eplus.jp/geigeki/)
ファミリーマート店舗
【ローソンチケット】
WEB(https://l-tike.com/)
ローソン、ミニストップ店舗
※年齢割引・障害者割引は芸劇メンバーズWEB先着先行での取り扱いはございません。
注意事項
・未就学児入場不可。
・年齢割引チケットは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い(枚数限定・公演当日要証明書)。
・一般料金のチケットで年齢割引の対象者様が入場されても差額の返金はできません。また、年齢割引のチケットで一般の方がご入場される際は、公演当日に受付で差額のお支払をお願いいたします。
・障害者手帳・ミライロIDをお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳細は、ボックスオフィス、または公式WEBサイト(ウェルカム体制(=来場サポートのこと))にてご確認ください(要事前申込)。
・車いすでご鑑賞を希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご購入前にボックスオフィス(0570-010-296)へお問合せください。
・全日程でヒアリングループ(磁気ループ)が、客席の一部で作動します。
・やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報等に変更が生じる場合がございます。
・営利目的でのチケットの予約・購入・転売は、固くお断りします。
・公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
・ご来場前に必ず公式WEBサイト内の最新情報をご確認ください。
【全席自由(入場整理番号付・税込)】
一般:5,000 円
U29:3,000円
U18:1,000円
障害者割引:一般料金から10%引き
演出・鑑賞環境に関する事前情報:本公演では小麦粉を使用し、粉が舞う可能性があります。小麦アレルギーをお持ちの方はご注意ください。
アクセシビリティ
アクセシビリティ詳細を見る
見えない・見えにくい方
・見えない・見えにくい方のための「音声ガイド・タッチツアー」を実施いたします。(要予約)
実施日:2026年10月25日(日)12:00
詳細・お申込みはこちら
聞こえない・聞こえにい方
・全公演で日本語舞台上字幕があります。
・全公演でヒアリングループ(磁気ループ)が客席の一部で作動いたします。
体の不自由な方
車いすでのご鑑賞をご希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご購入前に東京芸術劇場ボックスオフィス(0570-010-296)へお問合せください。
鑑賞にご不安のある方
・盲導犬、介助犬、聴導犬を伴ってご鑑賞いただけます。
・気持ちを落ち着けたい方のためのカームダウンスペースがロビーにあります。
・イヤーマフやセンサリーキットをお貸出しいたします。
お子さま連れの方
・東京芸術劇場内の一時託児をご利用いただけます。
※生後3ヵ月~小学校入学前までのお子様対象
※有料・定員制・要事前予約(公演日の1週間前まで)
※ご予約受付・お問合せ:株式会社明日香
電話:0120-165-115(平日9:00-17:00)
フォーム:https://ws.formzu.net/dist/S11738210/
・こどもあそびシアター
※4歳~小学生までのお子様対象/有料・定員制/こどものアート体験支援型託児
※各公演時間に合わせて実施予定
- 車いす席
- 託児(芸劇・こどもあそびシアター)
- ヒアリングループ(磁気ループ)作動
- 音声ガイド
- 日本語舞台上字幕
- タッチツアー
プロフィール

© Bea Borgers
アーティスティック・ディレクション:ナディア・ブグレ/Nadia Beugré
コートジボワール出身のナディア・ブグレは、1995年に「Dante Theatre」のメンバーとして初めて舞台に立った。その2年後にはベアトリス・コンベが率いる女性だけの先駆的なダンスアンサンブル「TchéTché」の創設メンバーとなり、アフリカ・欧州・北米でツアーを行い、高い評価を得た。コンベという限りなく自由な女性と出会ったことで、舞台とは何が起きてもおかしくない「闘技場(リング)」なのだとブグレは理解した。
コンベが亡くなった後、ブグレはセネガルのジェルメーヌ・アコニーが主宰する「エコール・デ・サーブル」でトレーニングを受け、2009年にはモンペリエ国立振付センター(ICI-CCN)におけるマチルド・モニエの新進振付家育成プログラム「ex.e.r.ce.」に参加。その後まもなく自身の作品を手がけはじめ、2012年には現在もツアーが続くソロ作『Quartiers libres』を発表。続いて2015年に『Legacy』をジュネーヴのフェスティバル・ド・ラ・バティで初演し、この作品はパリのフェスティバル・ドートンヌでも上演された。『Tapis Rouge』(2017年)、『Roukasskass Club』(2019年)に続き、2020年には男性5人による『L’Homme rare』をモンペリエ・ダンス・フェスティバルで初演。2023年には、デュエット作品『バーニング・ガールズ』、トランス・コミュニティのアーティストと協働した『Prophétique (on est déjà né.es)』の二作品をアビジャンで創作し、コートジボワールの燃えるような若者たちの姿を映し出した。最新作『Épique ! (pour Yikakou)』では、父の故郷の村を訪ねる旅を描いている。
ブグレの歩みにおいて、もう一つの決定的な出会いがある。振付家アラン・ビュファールである。ブグレも『Mauvais genre』や『Baron Samedi』といった彼の作品に出演している。ブグレはその出会いについて「なぜ私はこうも執拗に、身体、セクシュアリティ、ジェンダーについて問い続けてしまうのか。それを理解させてくれたのは彼でした。優しい人で、とても聞き上手でしたが、自分の内にある暗い部分も見せてくれました。私も同じように、自分の中の暗い部分を問い直しています。私たち人間をこれほど複雑な存在にしているのが、光の中の闇なのです」と語っている。
ナディア・ブグレはこの10年、周縁・排除・外部・異常性をめぐる、独自の旅の軌跡を描いてきた。それは社会的、文化的、あるいはジェンダー的な、アイデンティティの変容をたどる旅でもあった。ブグレはまたセイドゥ・ボロ、ドロテ・ムニャネザ、ベルナルド・モンテ、レミ・エリティエ、ボリス・シャルマッツ、そして2022年にはロビン・オーリンなど、振付家仲間の舞台にも立っている。2023年にはSACDの新人優秀振付賞を受賞し、モンペリエ国立振付センターのアソシエイト・アーティスト(2023年−2024年)を務めた。2020年にはヴィルジニー・デュプレと共にモンペリエで自身のダンスカンパニー「Libr’Arts」を設立。制作・ツアーのプラットフォームであるとともに、フランスとコートジボワールの間でトレーニングや各種プログラムを展開している。
カンパニー:リブラール/Libr'Arts
2020年12月、ナディア・ブグレによってモンペリエで設立された「Libr'Arts」は、モンペリエ・アビジャン・そして世界各地を行き来しながら、省察・創造・共有・実験の場を切り開いている。その強いローカル基盤と国際的発信力を支えているのは、さまざまな機関との強固なパートナーシップと、地元のアーティストや観客との相互対話である。モンペリエではモンペリエ国立振付センター、モンペリエ・ダンス・フェスティバル、MMアソシエーション、アル・トロピスムと、またオクシタニー地域ではニーム劇場、セートのモリエール劇場、ラ・プラス・ドゥ・ラ・ダンス、ル・パルヴィ、トゥールーズのガロンヌ劇場などと共に、長期的な協力関係を築いている。
「Libr’Arts」の国際的な広がりは、ヨーロッパはもとより、アメリカ・カナダ・ブラジルにおけるブグレの世界的な評価に支えられている。アフリカ大陸とのつながりにも尽力しており、マリ、ブルキナファソ、トーゴ、タンザニアでの活動のほか、コートジボワールでは現地の連携団体「Libr’Arts Côte d’Ivoire」を通じて、2022年から女性やジェンダーマイノリティを対象としたトレーニング・メンタリングプログラムを実施している。地域に根ざした持続可能なエコシステムを構築するため、プログラムは芸術的スキルのみならず、技術・制作管理の知識にも及ぶ。
現在はナディア・ブグレの作品制作と普及を担うとともに、アフリカ大陸にルーツを持つアーティストの育成に注力し、4名のアソシエイト・アーティストの活動に伴走している。
アーティスティック・ディレクション:ナディア・ブグレ
アシスタント:クリスティアン・ロマン・コサ
出演:アヌラ・アヤ・ラリサ・ラバレ、クリステル・エウエ
照明・舞台美術・照明技術監修:ベアトリス・カイゼル
音楽:ヨアン・リシャール、ファリ・イプパ、ロマ・シヤヤ
制作統括:ヴィルジニー・デュプレ(Libr’Arts)
制作統括アシスタント:ルイーズ・ムタバジ
共同製作:
La Briqueterie CDCN-du-Val-de-Marne
Le Théâtre de Rungis
CCN2 Centre Chorégraphique National de Grenoble
Théâtre Molière de Sète – Scène nationale Archipel de Thau (Accueil studio)
ICI CCN de Montpellier Occitanie(ディレクション:クリスチャン・リッツォ/2023年・2024年 ナディア・ブグレのアソシエイト・アーティスト・レジデンスの一環)
ゲーテ・インスティトゥート(A(RT)VENIR基金の枠組み)
助成
DRAC Occitanie – Ministère de la Culture et de la Communication
謝辞
Ivoire Marionnettes Abidjan, Institut français de Côte d'Ivoire
お問合せ
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)